「 朝浴 」


Jan.2006
Ganga / India
 


流されるがままに流れ着いたこの街に、

聖なる川がある。


ただただ神聖で、

何もかもを飲み込んでくれる大きな川。



疲れ果てていたカラダもアタマもココロも、

徐々に澄みはじめ、

気持ちでシャッターを押せるようにもなってきた。


夜明け前から宿を出て、

日の出と共に川下に向かって岸を歩いた。


その川を信仰の対象として、

朝の光を浴びて沐浴する人影があった。



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