徒然なるままに(23)

- the first half - .Sep.2002

9月15日(日)
自転車壊れた。
あ〜、最近なんかいろんなことが起こってて、ここ数日久々にのんびり出来てるわ・・・とか思いつつ今日は名古屋都市センターの図書館に行って2〜3時間卒論の準備をして、さぁ帰ろってときに愛車(チャリ)の前輪からパキッって音が・・・。気にせず乗ろうとしたら前輪がぐらぐら。
なんとか帰って修理しようとチェックしてみたら、前輪の軸の部分がぽっきり折れてた。つまり、タイヤの中心が本体と唯一繋がってる場所であり、そこを軸に回ってるっていうその「軸」そのものが・・・。自転車乗り始めて十数年、こんな部分がイッたのは初めてやね。この自転車は、高校1年の夏前に坂道を下ってて車に激突し、ぐちゃぐちゃになった亡き先代の後をついで全額保証金で購入したちょっと高級車(何度も言うけどただのチャリ(笑)。自分の生活がアイツなしには成り立たないことを思い知らされる。写真を受け取りに行くのに片道12分も歩かなくてはいけない。大学に行くのには20分も、最寄駅まで15分も歩かなくてはいけない・・・明日、意地でもなおしたる。往復22キロ以上もの道のりを2年半以上毎日、それからも乗らない日が無いってくらい毎日乗って計7年以上頑張ってくれたこいつだけは・・・。)

9月14日(土)
久々に長電話=5時間38分27秒。
22時53分に始めた電話を切ったのが午前4時半。
そんなに何を話してんやろね。 いやいや、まだまだ若いなぁと(笑)
大学1年の初めに友達と4時間電話して以来とちゃうか。
電話は好きなんやけど(高校時代は電話が長いとよく親に怒られてた)
生活費が圧迫されるんで控えるようにしてたんやけどなぁ。
ちなみに今のプランでは1分15円なので、15円X338分=5070円。
先月の請求額が全てコミコミで5815円やから、この長電話がいかに
久々に来たモンかがお分かりいただけると・・・(-_-;)

9月12日(木)
研究室の引越し。
東海大地震対策かなんかしらんけど、ウチの大学では大掛かりな
新築・改築・補修がここ数年続いてて、ついにウチの研究室の番。
数十年分のゴミがでてくるでてくる・・・「リール巻きのデータ(昔の
映画のフィルムみたいなモノ)」が出て来たときにはちょっとびっくり。
そのデータを処理できる本体が無いんなら捨てろよって(笑)
箱に詰めて運んで箱に詰めて運んで・・・何がアホらしいって
半年後にまた箱づめして改装された今の部屋にまた戻ってくんねん。
今のこの苦労って・・・しかも移動先の建物ボロボロ。その半年の間に
地震がきたら確実につぶれるね。どうか、半年は来ないで・・・。 

9月11日(水)
朝、家出嫁は出て行った。
昨日の晩食わせた「小松菜のゴマネーズ和え」と「白菜とベーコンの
スープ」のレシピを丁寧にメモって・・・(笑)
わざわざ大阪からここまで家出してきた理由、「ただちょっとの間
(精神的にも物理的にも)逃げる場所が、考えんで済む場所が欲しい
だけなんやろなぁって思ってた。そしたら、「それもあるけど、それだけ
ちゃうで」って。「シオ(←昔のあだ名)と会うことで、あの頃の自分を
思い出したかったんかも・・・」(あえて言うとくけど、そいつと恋愛関係に
なったことないねんで。ホンマただのクラスメートってやつで・・・)
今みたいに誰か(主に旦那)に対してすぐにイライラしたり、きつい言葉
を言い合ったり・・・って、何か自分が思ってる自分じゃないように
なってきて、昔の一番楽しかった頃の自分を思い出したかったんやろ。

それって、別に嫌なことがあったとかじゃなくても、帰省した時に
俺だってよく思うよなぁ。大阪に帰ったときに高校の時の友達によく
会うんやけど、それって自分の根っこの確認にもなってるんやろな。
それに加えて、何に対しても頑張ってた自分を思い出すことで、今の
状況に渇を入れるって・・・。そんに思い出話をするわけじゃないねん。
いちいち過去を振り返るわけじゃなくて、そんなんせんでもその頃の
自分に戻ってる。戻るからこそ今の自分と比較できるんやと思う。
『昔の自分に恥ずかしくないよう、未来の自分に見下されないよう』
誰にどう思われてもそれだけは・・・って、それが一番難しいやけどね。

9月10日(火)
友達の見舞いに行った。
8月5日 キャンプに行き、川に飛び込んで遊んでたらその子が
飛び込む際にバランスを崩し、頭から・・・しかも飛び込みポイントでは
ない浅いところに落ちた。首の骨を損傷し、そのまま入院。
生死の境目を乗り越えて、やっと普通に面会できるようになった。
『首から上を除く全身不随・半記憶喪失』と、聞いていた。
前回見舞いに行ったうち、半分以上の名前が出てこなかったと。

ロビーにずらっと並んだ俺らをうつろな目で眺め、「わざわざ来てくだ
さってありがとうございます・・・」って言ったままボーっとしてるそいつを
見て、思わず目を背けそうになった。長い沈黙が続き、それでも何とか
思い出してもらおうと、昔の写真を見せる。話に聞いてたとおり半分
くらいのメンバーの名前が出てこない。「ごめんなさい・・・名前がわか
りません」って言って、宙を眺める姿に何を言っていいのか言葉が
うまく形にならなかった。それでも写真の説明とか、サッカーの話を
するうちに「あ、○○か」とか言って名前を思い出すのがうれしかった。

・・・って、思ってたら一人の友達がこらえきれなくなったらしく
「記憶喪失ってウソやで」って。「はぁ?」って感じやろ?
実は前回見舞いに来たときに本人が練った計画らしく、記憶喪失の
振りしてドッキリしたろってコトらしい。車椅子に乗って身体が全く
動かない状態でそんなんする? 話を聞いて知らんかったヤツは
みんな悔しがったりホッとしたけど、ちょっと複雑・・・だって、首から
上以外全部動かすことが出来へんのはホントのままなんやから・・・。

最初、「こんな企画をやれるくらいなんやから、精神的にも結構大丈夫
なんやぁ〜。結構回復してるやん」とか思ってた。でも、良く考えたら、
そんなことでもやってへんとつぶれてしまいそうになるんちゃうかって。
少しでも明るく振舞おうと必死なんちゃうか・・・。自分で動かすことが
出来ないせいでひとまわり小さくなったそいつの身体をみたら、その
いたずらをしたそいつの気持ちが読めなくて困惑した。

9月9日(月)
大阪から一人の母親が生後3ヶ月の子供を連れて家出してきた。
冗談のような本当の話。『もうあかんねん』って話は聞いてた。
旦那の浮気と、いままでのいろんな不幸な状況が重なって限界が
近そうな雰囲気があった。でも、はっきり言って浮気の問題は二人の
間でのみ解決する話であって、俺には聞くしか出来ん問題。その他に
できるとしたら、限界に達して壊れてしまう前にちょっとだけ逃げ場所を
用意てあげるくらいかぁ…って、思ってたらホンマに来た。
小・中学校の間で計4年ほど一緒のクラスやった友達が、もう子供
産んでるって信じられへんよなぁ。しかもかなりの修羅場。
でも、ホンマに聞くだけアホらしくもガキくさい旦那で、そんな男のこと
聞かされてもリアクションとられへん。唯一考えれたのは
『あぁ、そんな考え方とか行動するヒトおるんやぁ』くらいかな。
いや、子供もおらんし結婚もしたことないし(ってか、相手おらんし?)
って、こんな俺がこんなん言うのもなんなんやけどね。
子供作って結婚したんなら、せめて生活に十分な金くらい稼いでくれ。
フリーター続けて、浮気も続けて遊び続けてどうすんねんなぁ?
てか、お前もそれくらい見抜いてくれよ・・・って思ってたら、案の定
「それでも好きやから」って。いや、分からんでもないで、そういうの。
好きで結婚したんやし、小さな可愛い女の子も授かってるんやし
なんだかんだ言って家出とかしても結局それでも続けていくんかもな。
気が済んだらはよ戻りぃ〜や〜・・・重〜い話ばっかり聞き続けるのも
結構疲れるもんで・・・(;^_^A

でも、3ヶ月の赤ん坊ってすんごくちっちゃくてかわいいで〜。
こんなにパーツが小さいのにちゃんと生きてるねんなぁって思う。
その生態は時間に驚くほど正確で、母親が「4時にミルクあげたから
そろそろかもなぁ」って言ってると突然泣き始めて止まらない。
で、慌ててミルク作って飲ますと、すぐ泣き止んで、こんな体のどこに
入っていくねんっていうくらいの勢いで飲んでいく。

あんまりゆっくり出来てへんって言うから、母親をスーパー銭湯に
行ってもらって、面倒見てると1時間ちょい過ぎたくらいで猛烈な
勢いで泣き始めて止まらんかった。アレびびるで〜。
『こいつこのまま死んでまうんちゃうか』って、縁起でもないことを
思ってしまう程ものすごい勢いで泣き叫ぶんやもん。頼むから勘弁
してくれって、こっちが泣きたくなる。あとで聞いたら、「ただ単に
寂しかっただけやろ」って。現に母親が戻ってきて、だっこしたら
すーっと収まったし。ま、ミルクあげてゲップさせたりおしめ替えたり・・・
と、ちょっといい体験やった。自分の子供が出来たら比べ物にならん
くらい可愛く見えてはまるんやろうなぁ。

今日は母子ともにすやすやと下で寝てる中、冬服をつめたダンボール
と冬用の布団にスペース取られて狭くなった、ちょっとまだ暑いロフトで
就寝・・・マジ暑い(-_-;)

9月8日(日)
二日酔いをなんとかやり過ごし、二人は大阪に帰っていた。
皆もう23才なんよなぁ・・・ちなみに学生は俺だけやった(笑)
いや、まぁ何を思ったかっちゅうと、そろそろ女の子は結婚しても
おかしくない年になってきたんやなぁと。別に『結婚適齢期』なんつう
時代遅れなコト言うつもりもないし、俺らの親の世代とは状況が違う
から、ウチの母親が22で結婚したコトはなんの基準にもならんけど
・・・それでもそろそろなんやなぁと。あと2年経って運良く(?)大阪に
帰れたとして(名古屋が嫌いなわけでは決してない)、知ってるコは
どのくらいの割合で独身で残ってるんやろか。今回来た二人も
すんごいええ子らで、大阪に帰った後もみんなでバカ騒ぎしてたい
(別に結婚してても遊べんわけじゃないけどさ)と、ちょっと若者の
ようなこと考えてもーたわけだ。そういえば最近親に電話したときに
「もし名工大の院試落ちたら阪大とか受けてこっちに戻って来たら・・・」
って。全然院試の仕組み分かってへん(;^_^A
院試は全国ほとんど同じ時期にやってるっちゅうねん。
他も受験申し込みしてたら別やけど、落ちてから他の大学を探すような
のんびりしたことさせてもらえるわけない。ただ、長男が千葉で次男が
香川、三男が名古屋で旦那が大阪(北部)にそれぞれ別々に住むよう
になって、いくら強い母親でも少しは寂しいときがあるんかなぁ・・・と。
本気で大阪にUターン就職なんぞしてもええかなぁとか思ってまうなぁ。

9月7日(土)
大阪から友達が遊びに来た。
こっちにいるヤツとあわせて4人で観光がてら遊ぼってことなんやけど
・・・名古屋って案内する場所が無いんよなぁ。どっか面白いドコない?
「長島行こうか」って意見も出てきたもんなぁ・・・名古屋ちゃうし(笑)
結局、味噌カツ食わせて名古屋城行って、手羽先食いがてらのみに
行って、うち二人が(本人含む)歩けんくなるギリギリまで酔っただけ。
『あの二人は名古屋に来た意味があったんやろか』と、4人が一部屋で
腐乱してるなか二日酔いの頭で考えてた。ま、楽しかったからええか。

9月5日(木)
大学のとあるパソコンでこのページを見たら・・・フォントがでかかった!
基本のフォントが大きく設定されてるんやろうけど、そのおかげで
どうなったかっちゅうと・・・

一行じゃ収まりきれず1文字〜3文字ほど次の行に行っちゃってた

って感じになるわけだ。それが毎行あるから見た感じすんげー汚くて、
せっかく枠一杯に書いてるのが仇となってる感じがして力が抜けた(笑)
「photo museum」の最初のindexページも、白く透過させてる枠
から文字がはみ出してたして下の方まで突っ切ってたし、少しでも
キレイに仕上げようとやってる苦労が水の泡 (ToT)
どうしたもんでしょ・・・って、思ったけどこっちサイドじゃどうしよもないん
かなぁ。でも、プロが作る(商業用などの)ページやったらそんなこと
ないんやろうし。なんか解決策があるんかもしれんね。
素人のほぼHTMLだけのページでは太刀打ちできない問題か。
フォントの絶対数指定かなんかあんのか・・・知ってる人お願いします。
あぁ、それにしてもたがが基本のフォントが大きく設定されてるだけで
このページがあんなにもぐちゃぐちゃに見えるって・・・そいういや以前
ネスケで見たときにもTOPのページが、文字と写真が同じ場所に
重なって見えてたなぁ。いまだに原因不明で黙殺してるけど(^_^;
お願いです。俺のパソコンと同じ基本フォントサイズ指定、かつIEで
見てください(←なんて自分本位な・・・(笑)

9月4日(水)
今日のニュース○テーション。
このまま温暖化が進めば、ここ数十年で海面下へと沈んでしまう国
「ツバル(TUVALU)」を特集。太平洋ポリネシアに浮かぶ、すんごい
穏やかで気持ちのよさそうな島・・・行きたい(笑)
まぁ、俺なんかが行きたいかどうかはどーでもええとして、この国の
人たち、沈むからといって島から出てく気が無いんよなぁ。
(島人たちっつってもインタビューを受けてた人しか分からんけど)
「科学者が沈むと言ってる」って言うと「神が沈めるはずがない」って。
「もし神が島を沈める事があったら、私も一緒に沈もう・・・お墓に
入ってる主人をおいては行けけないから」。

あるがままに全てを受け入れることが出来るってのは偉大な『強さ』
だよなぁ。島が沈むかもしれないと分かって、なおあの穏やかな表情
を出せる・・・とりあえず部屋の無駄な電気と扇風機を消した(笑)
「護岸を作るお金も無い。少しでも温暖化ガスの排出を減らしてもらう
ように諸外国に頼むことしかできないんですよ」ってひと言に、海面の
上昇をただ待つことしか出来ないもどかしさを感じる。
でも、俺一人が減らせるCO2って、ほんっと微々たるもんなんよなぁ。
それでも出来ることからやろうとするなら、一番簡単なんは普通の
生活をすることやろね。夜早く寝て、朝早く起きる。
パソコンとかテレビとかオーディオとか付けっぱなしにしない・・・
実家の母親の方が昔っから実践してるわ(笑)
とりあえず当面の目標は、実家の電気代より少なくすることかな。
実家には3人住んでるのに、ウチの電気代は実家の2倍・・・ヤバッ!

9月3日(火)
日が昇り、何度も起きて牛乳を飲むが、体のダルさがとれず
また、地面にへばりつく。もう立つことすらうっとうしい・・・って、思っても
いい加減、睡眠力(そんなモンあんのか?)が落ちてくる。
寝れもしないのに床に這いつくばってんのもダルイから、仕方なく
起きて洗濯機をまわし、昼飯を食う。まだ頭は重たい。
飯を食うと、再び睡眠力が増大し、またうたた寝をする・・・腐ってるね。
そう、腐ってる(笑) 軽く目覚め、はっきりとしない意識の中でも
『このままじゃいかん』と思ったらしく、電話して友達と夕方から一緒に
設計する約束をする。それまでの空いた時間で画材を買いに行き、
写真展を観に行き、部室でまた寝る。どうも時間を浪費するのが好き
らしいね。その後、3人でしゃべりながら課題をやってて思った・・・
『人は、人に会って、言葉を口に出して初めて頭が動き出すんじゃ
ないか』と。別にセンチになってるわけでもないけど、一人で部屋に
いると、常にボケてる気がするんよなぁ。ま、課題提出日まで一週間
きったし、そんなことも言うてられへんねんけどさ。

9月2日(月)
朝起きて、なんとか3時間半で全部頭に詰め込んで
学校行ってそれを吐き出してくる・・・今回も乗り切れた。
結局、大学入ってテストは全部それでやり過ごしてきた気が・・・。
ま、それもこれも、周りの友達が要点をまとめてくれたり、短時間で
効率的に教えてくれるからなんやけどね。
あとは2ヶ月ほど前からでてる設計製図(例のごとくノータッチ)に
とりかからねばっ!・・・って、思うのに全然体が言うこと聞いて
くれない。陸に打ち上げられたクラゲのように床に張り付いたまま
時間だけが過ぎていく。時間を浪費するのは簡単で、気が付けば
うたた寝を繰り返し、何度起きてもまた寝る・・・次の朝がきても
床に張り付いたクラゲは言葉を発することも無く腐乱していく・・・

9月1日(日)
夏休み最終日。
で、「明日はいきなりテスト」=「今日勉強しなければ」・・・って等式は
成り立つのに、=猛勉強までは結ばれへんのよなぁ。
24時を過ぎ、テストまで25時間きってるのにいまだにノータッチ。
『う〜ん、こりゃ無理だわ』って、頑張ることをあきらめて寝ることに。
起きたら何とかしよう・・・(_ _)Zzz

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