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徒然なるままに（76）

〜　弥生・卯月　〜　二千七年

４月１２日（土）  

２９歳を目前にして、男友達の結婚ラッシュ。

特に、いろんな意味で近い位置にいる友人共がこぞって。

もう、あと、あいつとあいつとあいつとあいつ・・・くらいか。

どいつもこいつも結婚していく中、よく行く呑み屋のオカンが言う。

「あんたは親を気にしすぎだよ。

親が気に入るとか入らないとか、そんなこっちゃなくて。

親はそんなこと全く気にしてなくて。

あんたが本気で好きな人と一緒になれるかどうかを

心配してるだけなんだから。」と。

「そんなん気にしてるわけないじゃないっすか・・・」

と、その場は言いつつも、全く思ってないかといわれれば、
そりゃ少しは思ってるとも思う。


そう、ただいつも心配をかけ続けるだけ。


帰りにふと耳にイヤホン突っ込んで、
昔iPodに突っ込んでた海援隊を探す。

「・・・・行ってこい。どこへでも行ってきなさい。

お前のごた息子がおらんようなっても、

母ちゃんなんも寂しゅうなか。

死ぬ気で働いてみろ。働いて働いて、働きぬいて・・・

休みたいとか、遊びたいとか・・そんなことお前、一遍でも思うてみろ。

そんときは、そんときゃ・・・・死ね。

それが、それが人間ぞ。それが男ぞ。

お前も故郷を捨てて、花の都に行く限りは、

耀く日本の星となって帰って来い。

・・・行ってこい。どこへでも。」

ちょっと泣きそうになった。
九州のオカンってのは、どこもこうなのか。
学生の頃、それこそ進むべき道を見失ってた頃に、
福岡出身のウチのオカンにもいわれたことがある。

どこへ行ってもいいから。

どこまででも行っていいから。

世界とかで活躍するくらいになってきなさい・・・と。


・・・残念ながら国内に留まってますが。
ここでもがくだけでまだ十分です。
ってか、既に英語はアタマから消えてしもてます。
海外は、カメラ担いで独り旅に出て行くだけになってるし・・・


親は子の負担にならぬよう、寂しささえも押し殺す。


毎度危険な場所に行く息子を、心配そうにしながらも、

もう、親は留めようとはしなくなった。

それがこの子の人生に必要なのだろうと。

ある種の親の覚悟をも感じる。

３月２４日（月）  

無事に帰国。

どちらかというと、帰ってからが修羅場。
チベット混乱期に危険地帯に入ったとのことで、会社の上司からも、
行きつけの焼き鳥屋のオカンからもかなりの お叱りをいただき・・・

とはいえ、ネパール自体はずごく穏やかで、子供が可愛くて、
落ち着いていて、村々は桃源郷かと思うほど緑豊かで。

ヒマラヤの山々は雄雄しく、スマートで美しく。

すっかりとリフレッシュして帰ってきたわけで。

ただ、当分、外務省の渡航情報地図に色の付いてる場所は
旅行禁止となりました。

・・・社会人として最低限・・・ということらしく・・・当分は。

さ〜て、次はどこ行こ。

３月１７日（月）  
おいおい。

チベットがえらいことになってるやないかい。

今回、旅の候補に挙がってたのが下記の４箇所・・・

ネパール・チベット自治区・ブータン・麗江

・・・ちょっと判断がずれてたら、ビンゴでその場に自分がいたかもとか。


とりあえず、影響がないことを祈りつつ、そのまま旅立ちます。

ヒマラヤを挟んだ反対側の国に。

影響・・・ないわけないんやけどね。

全ては繋がっていて。


自らを戒めつつ、穏やかに、無理をせず。



行ってきます。

３月９日（日）  
来週、遅ればせながらの夏休み。

夏？休み。０７年の。

期間１週間。

さて、何しよう、どこ行こう・・・


ってことで、迷いに迷った挙句、

ついに意を決して航空券を購入。

久しぶりに純粋な一人旅。

その国の名は、


「ネパール」


・・・あれこれあります。

いやいや、みなまで言うな。

何も言うてくれるなおっかさん。


悩んだんやけどね。

情勢不安とかガソリン不足とか。

どうしてもヒマラヤが見たくて。

くれぐれも安全に、のんびりと。

むしろ何もしないつもりで行ってきます。


久しぶりにいろんなものを引っ張り出した。

バックパックとか、パスポートとか、ゴアテックのウィンブレとか、
ヘッドランプとか、腹巻型パスポートホルダーとか、方位磁石とか

んでもって、思いがけず出てきたのは、

へそくりのような「ドル札」と「アメックスのＴ／Ｃ」

今回の旅は、過去の旅で使用されなかったものだけで事足るなと。

３月８日（土）  

終わった〜。

久々にツライ１週間。

呑みと仕事のMIXで、帰宅が月〜金まで

「５時半・３時半・４時半・６時・０時」

で、今日朝６時発でゴルフ・・・もちろんスコアはイマイチ。


疲れた帰り道、高速道路で眠りこける寸前でＰＡに飛び込み、
（リクライニング出来ないため）座ったままの体勢で熟睡・・・


寝てるのに運転している夢を見て、

夢の中で走りながら車にぶつかって大事故起こして、

目を開けると目の前に車があって、

やっぱり本当にぶつかったのかと飛び起きて、

ただ駐車してるだけの車なんやとなんとか理解して、

ドキドキしたままアタマは起きてないのでそのまままた寝て、

寝てるのに運転してる夢を見て、

夢の中で走りながら車にぶつかって・・・∞


・・・で、駐車場で寝ること２時間。

ドキドキですわ。

ギリギリですわ。

３月８日（土）

  

今年の花粉症。
例年よりも飛散量３倍増の中、
珍しくなんとかギリギリ持ちこたえてたりする。

ここ数年徐々に増えてく対処法の、今年のラインナップ

・凍頂烏龍茶（中華街にて購入）
・ヤクルト４００（毎日会社でヤクルトのおばちゃんから購入）
・小青龍湯（クラシエの漢方）
・DHC複合サプリ（シソ実油＋シソエキス＋バラの花＋甜茶）
・外出時常時マスク（ノーズフィッター＋サイド密着加工付き）
・花粉鼻でブロック（鼻腔塗布クリーム）
・加湿器（部屋の花粉は浮かせない）
・ジルテック（医薬品：ひどいときには眠くなるが已む無し）

そして、今日ついに「空気清浄機」を購入！

何が効いているのかは既に不明やけど・・・

さて、さて、さてさてさてさて、

今年も耐えるのだ。


３月１日（土）

  

先週の某番組。

もういいお歳になられた某３人組アイドルグループのお一人の言葉

「料理だってしますし、部屋の片付けとか洗濯とかも苦にならないんで、
　僕が一番（結婚相手として）手間かからないですよ」

という言葉に、元漫才師の某司会者が一言、

「手間のかからん男が、一番面倒くさくて手間がかかるんや」

と。


自分で出来るから相手に頼らない、

自分で出来るから相手のやることに一言いいたくなる、

自分で出来るから自分でやりたくなる、



・・・確かに相手すんの面倒くさい。


うむ。

   
 

 

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