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徒然なるままに(78)

〜 文月・葉月 〜 二千八年

8月中旬 某休日  

寝てます。

毎日ぐっすりと。


独りの時間が増えて、

ずっとしたかったことに打ち込もうとしてみて、

ゴルフ打ちっぱなしに行ったり、

のんびりとジムで泳いだり、

いきなり陶芸教室とか行ってみたり、

とことんほとんど一日中寝てみたり、

野菜中心の料理を作って喰って、

一日何回も洗濯機まわしたり、

カビキラーで風呂中ピカピカにしたり、

洗濯層クリーナーで洗濯機の内部まで洗ったり、

パイプユニシスで排水溝まで綺麗にし、

畳を引いて部屋の衣替えをし、

キッチンの換気扇をピカピカになるまで何時間も磨いたり、

挙句の果てに、先輩からもらったPS2でドラクエ8を、

カラダとアタマが腐りきるまでやり続けて。


こころゆくまで自分だけのことを。


で、とことんやってみてふと思う。


だから何なんやと。


この生活に何の意味があるのかと。


結局のところ、今更独りになりたかったわけではなかったんやなくて。

あんなに独りに逃げ込んでしまいたかったのは、

どういうことやったんやろうかと。


この時間的余裕と、どうしようもない開放感と行き詰まり感。

”次”へ行くときかなと。



そのための蛹化期間。


7月中旬 某休日  
   



運命の日。

結局明け方まで呑んで帰宅して、

その日は見れなくてバタバタとまた出社して。

そのまま翌朝7時まで呑んで帰宅したらこうなってた。


容赦ないなぁ・・・


      (つづく)


7月中旬 某平日  
   


夕方7時前に帰宅して。

明日の決戦を前に、最後になるかもしれん記念写真。


運命の日まで・・・

あと1日。

7月中旬 某祝日

 
   



咲き誇り始めました。

ざっと現状15輪以上。このまま300輪咲くまで・・・

ってトキ、エスカレーターに一枚の張り紙。


「入居者の皆様へ 植栽管理作業のお知らせ」


・・・来たっ!ついに来てしもた。

ここまで育ってきたのに、ついにこの日が。



「作業内容
  1)除草 
  2)殺虫剤散布
  3)低木刈込
  4)地被類手入れ
  5)施肥(高中木・低木・地被) 」


この子たちは除草されるべき雑草に部類されるのか、

はたまた刈込みされるべき低木に類するのか。

それとも地被類手入れのための余分なものということなのか。


運命の日まで・・・

あと4日。


7月中旬 某休日  
なぜか突然家族旅行で。

結婚しない三人の息子と両親が信州白馬に現地集合。

謎な家族だとも思うが、それはそれとして。

当日イベントが入ってたため遅れて夕食ギリギリ合流した三男に、

長男と次男が一言・・・

「目の下どうした?くま?うわぁ〜」

「減量してジョーと試合した力石徹みたいな顔になってんで・・・」



・・・っておいっ。


その試合、力石が勝つには勝ったけど、

試合終了後に息を引きとっとるやないかい。


久々に会うていきなりやな先制パンチ。

白く燃え尽きぬよう、体調戻るまでしばし休養しつつ働こ・・・と。

7月中旬 某平日

 
   



・・・咲いた。


ついに小さく一輪。


この子が大きくなりますように。


んでもって、他の子達も続々咲きますように。


南があっちなんで、あっち向いてて。


ちゃんと向日葵です。

7月上旬 某休日

 
   


6月の中旬に自転車が駅で撤去されてて、

不動前の保管所まで目黒川に沿って歩いて自転車を取りに行った。


すごく天気が良くて。

のんびり歩くには最高の天気で。

そういえばここ最近、休日に歩くことがほとんどなかったなぁと。

ウチでぐったりと倒れ込んでしまってるか、

クルマで目的地まで一気に行くことしか頭に無くて。


確かに効率的で、何箇所も周れて、

休みが少ない自分の生活にはもう不可欠で。

買出しだとか、観光だとか、遊びだとか。

常に目的地とスピードを考えて考えて。

いっつも「どっかに行かな」って。


でも、こうやってのんびりとジュース片手に

じっとりと汗をかきながら本当にのんびりと歩いてみて。


「あぁ、走らんくてもよいのだ」と。

「ゆっくりと歩いてよいのだ」と。

「どこに行くんでもなくてもよいのだ」と。


いつも走ることと目的ばかり考えていて。

のんびり歩くことすら忘れていて。

走り疲れれば、パタリと倒れて止まって。


そんなに仕事が大事かと。

そんなに走ることだけが大事かと。


そんな目黒川沿いの散歩。

引き取りにかかる3000円はともかくとして、

「大事な何か」をちょっとだけ。


なんとなく、力の抜き方を覚え始めたんやと思う。

そういう時期なんやと。

そうやって、ちょっと上を向いたり周りを見たりで、

次の行き先をちょっとずつ広くみたり。

真っ直ぐだけでは進めんくなるから。

次のステージへの布石も必要で。


ただ、それものんびりと。


おおきく葉を広げ、

そろそろ咲き初めるかもしれんひまわり達を見習って。

(一番高い子が約160cm、ちょうど目線くらい)


イメージ曲:「歩いて帰ろう」斉藤和義

   


7月上旬 某平日

 
   

ひまわりハ雨ニモ風ニモ負ケズ、スクスクと育ち。

それに比べて俺はと言えば、いや、言われれば・・・


「疲れてるねぇ。顔が変形してきてるぞ。」

(爆×1)


「白髪増えましたよねぇ。そろそろ染めた方が・・・」

(爆×2)


「目の下、クマというより黒ですよ。肌の出す色じゃないですよ。もはや。」

(爆×3)



ということもあり、疲れが溜まってたこともあり、

なんだかんだで仕事を任せることが出来るようになったこともあり、

仕事からちょっとだけ逃げてみようかと。

3日連続で定時の5時半に帰ってみた。

休める時は休める。

ひょっこりとその時は来る。

そんなときは、

寝て、寝て、寝て、寝て・・・・。

ひまわりのようにスクスクと育つようにと。

   
 

 

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