〜 視点を変えればいつだって新しい日々(08) 〜



2011年1月下旬
   

「 愛媛 いよかん 」


某展示イベントで愛媛へ。

2年前に、石鎚山と剣山に登りに来た以来の四国。


今回は、1月末の極寒の愛媛。

気温が3〜5℃の中、

なぜか屋外展示&屋内抽選会。


めちゃくちゃ寒くて、

顔の下半分がマヒしそうな極寒の中では、

なぜか異常にスタッフ間に結束が生まれたりする。


けなげにも励まし合いながら、

なんとか2日間のイベントも終わりに差し掛かったころ。

外の展示からご案内したお客様が、

中の抽選会で2000円分の商品券が当たった。


・・・その10分後。

両手にあったか〜い缶コーヒーをスタッフの人数分持って、

その方が差し入れに来てくれて。


これは初めての経験。


なにか少しでも良いことがあったら、

それをおすそ分けしようと思うって、すごいことやと思う。

ありがたいことやと思う。


だからこそ、こういう人に当たるんやろうなぁって。


日本人の美徳。


愛媛がめっちゃ好きになって。


魚も旨くて、鶏も旨い。

じゃこ天、のれそれ、いよかん・・・そして人。


たった2泊の出張やったけど、

なんか幸せな出張やったなぁ・・・と。


 

クライアントから、

顔が似てると言われた

松山空港の大型壁面広告



会社へのお土産は、

もちろん、いよかん1ケース

・・・を、宅急便で。


2011年1月下旬
   

「被送別会」



ま、要は贈られる会。


6年のイベント業務のうち、

5年も担当し続けた

ショールーム業務。


展示の企画立案、

制作物の提案、

施工、撤収、

イベントの立案と実施・・・


そりゃもう、

いろんな仕事をやってて。


その協力会社さんたちが

開いてくれた送別会。


イベント制作会社さん、

デザイン会社さん、

施工会社さん、

ショールームのオペレーションチームの方々、

行きつけの飲み屋の店員さんたち等々・・・

40人近い人たちが集まってくれて。


それはもう・・・

記憶に残らないくらい呑んで。

最後に自分が何を話したのかも定かではないくらい。


でも、本当の「ありがとう」を伝えられた・・・と思う。


入社して以来、ずっとこの方々に支えられて生きてきたから。

なにも出来ん自分の、わけのわからん想いを形にし続けてくれた人たちやから。

部署が変わっても、一生この縁を忘れずに仕事を続けたいって思う。


そして、花と、りっぱな盾をもらった。

分厚いガラスに文字が刻まれた立派な盾を。

そこには、こう記されていた・・・



「感謝状

 貴殿は入社以来、 多年にわたり職務に精励され、

 プライベートを度外視し、人としてのバランスを欠きながらも、

 案件獲得に多大なるご尽力をされました。

 このたび異動するにあたり、これまでの功績を称え、

 記念品を贈り、深く感謝の意を表すとともに、

 この記念品を見るたびに、我々を思い出し、

 更に発展し、恩返ししていただけることを祈念いたします。

 関係会社、協力会社、ファミリー一同



と。


プライベートの不具合を仕事のせいにするつもりは毛頭ありませんが、

仕事をご一緒してくれた人たちから、こう言っていただけると、

それでも働いてきてよかったなぁ・・・って。


この人たちがいたから、それでも働いてこれたんやって。


まだまだ仕事取ってきます。

この恩は必ず。


・・・


朝起きたら、お腹に顔が書かれてた。

なにをしてたんだか。


そして、もらった花はといえば、

ちゃんと飾ろうと思ったけど花瓶なんてオシャレなものがあるわけもなく、

牛乳パックに突っ込まれながらも、今日も元気に生きている。

 


2011年1月上旬
   
「第5回 湘南国際マラソン」


湘南の海沿い、

西湘バイパスをひた走るマラソン大会。

前回は11月に開催で、めっちゃくちゃ暑かったんやけど、

今年は寒空の下のスタート。


天気は快晴。

風もなく、絶好のマラソン日和。

海に太陽がキラキラとひかり輝くなかを気分良く走り始める。


って、明らかに練習不足。

というか、昨年6月の100キロマラソンから、

1か月に1回、10キロ程度しか走ってなくて。


・・・足が重い。


ただ、前回と違うところは、

「カーボローディング」といって、

3日くらいまえから炭水化物(糖質)を多くとり、

高糖質色に変えるというものを活用して準備してきてて。

つまり、前々日、前日と、パスタ、うどん、米を中心に食べ、

朝もうどんを食べて、途中でおにぎりを食べてきた。


ガス欠になった前回とは少し違う。


途中でのアミノ酸補給も順調。


10キロを越えれば足の重さもとれ、

10キロ:1時間

20キロ:2時間

30キロ:3時間5分

と、順調に、しかしちょっと遅れ気味にキロ6分ペースを刻んでいく。


それでも、正直やっぱりつらい。

何してんのやとも、もちろん思う。

けど、もう止まられへんから、とにかく走る。


目標に設定してたのは、4時間20分。


キロ6分で走り続けて、8分しか余裕がない。


既に5分使ってる。

足はどんどん重くなるから、もちろんペースも落ちる。


37キロ地点。

残り5.195キロで30分。

キロ6分ペースを守ればいけるかもしれない。

が、もう足が重くなっててペースが上がらない。

目標を忘れてしまえば・・・と、ふと思う。


でも、心の中の安西先生が静かに言う。

「諦めたらそこで試合終了ですよ・・・・」と。


なんとか踏ん張って、最後の給水も終え、

足に水をぶっかけ、持ってたペットボトルをカラにして、

40キロ地点、残り2.195キロで約11分しか残ってない。


もはや、火事場の馬鹿力で猛ダッシュするしかなくて。

最後はマラソンってか、中距離走のような。


限界は、越えられる。

100キロの苦しみが頭にあるから、この距離の限界は越えられる。

結局、思い込んだら勝ちやと思う。


スピードを落とすことなく、

走りぬけたタイムは、4時間19分(自己判定)!!
※前回より20分短縮

と、達成感と充実感で満たされた休日に。


・・・が、

やっぱり無理はカラダに直接くるようで。

最後の2キロダッシュのせいで、脚は劇的に痛い。


明日は会社だが・・・とりあえず、寝よう。

 





この年になって、

もらうこともなくなった

メダルをもらうことも、

また嬉しい。


2011年1月中旬


名古屋から友人Kが出張で来てて。

たった1時間くらい昼飯を食いながら話しただけやったけど、

パワーセーブなく話が出来るってのは非常に嬉しくて。


限りなく近いOSを装填してるような、

共通言語化の必要がないラクさ。


同じ学校だったり、同じ会社だったり、

同じように何かを目指して得たってことは、

少なくとも根底ある何か同じ思考があると感じる。

同じ場所にいるってことで共通化されるものも多いんやろうけど。


同期するとまではいわないまでも、

長い付き合いの中で構築された信頼に裏打ちされた関係。

思ったままに口にしても、その表面的なものではなく、

真意を理解してもらえて、それを同じように返してもらえるラクさ。


時間がそうさせたのか。

その居場所の持つ歴史と、相互関係的な時間との組み合わせと。

多くのものを拠り所にして、かつ根気よく、じっくりと時間をかけてそうなったのか。

ありがたい存在ってのはいるもので。


個人というものが、

自分のカラダとアタマの中で構成されるもの⇒@

他者との関係性の中で構築されるもの、影響を受けるもの⇒A

自身がほとんど介在しえない社会的な流れ、時流や時世などに影響を受けるもの⇒B


の影響を受けているとしたとすると、 自分なんてものは

@のみで構成される訳もなく、Aの影響も非常に大きいのだが、

実はBの影響を最も多く受けているのではないかということも考えられる。

(不景気になると、実際の収入の変化よりも消費意欲が一気に吹っ飛ぶような)

個別の考え方というものは、あらゆる情報が流入してくるな世の中において、

ともすれば Bの影響がもっと強くなり、

気付かぬうちに意識の共有化をされそうになることだってがあるんじゃないかってこと。


それでも、

そんな大きなBの中で、個を維持するために大事なのは、

@の確立よりも、むしろ
Aなんやないかって。

それがあるから、どれだけ辛くても、

流されずに喰らいついていけるんやって。


ま、少しは流されてった方が良いって話もありつつも。


いきなりなんなんやって・・・

1週間 「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」 を見続けて、

思考方法がちと乗っ取られぎみなところで書き始めたからやけど。

このアニメは、2年前くらいに「Stand Alone Complex」を見たときよりも、

もっとずっと
今の世の中から想像するにしっくりくる。

ないこともないなって。

   



この世界観を、

1990年代に考えていた

っていうのは、

或る意味恐ろしい。

 



2011年1月中旬
   



「 iPone 4」


その変化は突然に。

仕事がアナログからデジタルに変わって。


180度方向転換に見える2つの仕事。

180度も違うと、向きが違うだけで、

ぐるり回って、 方向性は同じようなもんで。

目の前の人に喜んでもらうことと、

ソーシャルな中で喜んでもらうこと。

そんなにやり方は変えずに済みそやなって。


むしろ、親和性すら感じて、

そのふたつを結び付けることで新しいものが生まれそうな、

ちょっとワクワクした気持ちで毎日新しいものに触れることが出来て。


結局、仕事の大小じゃなくて、

自分がそこで楽しめるかってこと。

楽しんだもん勝ちやってこと。


だから、いっそ自分がハマってみようと「iPhone4」に機種変更。


これまで敬遠してたTwitterなんかも始めてみて。

結局、 Twitterってのは、自分がつぶやくってよりも、

いろんな人の考えを「聞く」もんなんやね。

聞いて、聞いて、聞くことで、

新しい情報と、考え方と、気付きを。

そんなコミュニケーションの基本がよく分かる。


電話番号もメールアドレスは昔のものもそのまま使えるけど、

変更してくれる人は、@以下を「@i.softbank.jp」に変えてくれれば

それだけで「iPhone」用に変更できます。


よろしくお願いします。


日々を新しく。



2011年1月中旬
   



「復活、フットサル」


帰る場所があるってのは大事なこと。


気がつけば1年休養してたフットサルに、やっと復帰。

チームはフロムワンイーストリーグ1部昇格を果たしてて、

重要な1年になりそうなところ。


今年初練習は1ゴール4アシストで上々の滑り出し。

今年1年の公約は 「60ゴール25出席」 ってことで、

仕事と山とマラソンと両立しつつ楽しんでけたらと思うわけで。


今の練習場は勝どきの倉庫街にあって、

元倉庫を改装したフットサル場。

内部にはクレーンなんかもそのままあって雰囲気が良い。


馬鹿になって走って、笑って、騒いで、決めて。


本当に素晴らしいチームに入れたなって。


人生は、まだまだ面白い。



2011年1月上旬
     

力を抜きながら、

それでもだらけるわけではなく、

絶妙にバランスを守って。


フットサルに復帰し、

好きなだけ山に登り、

フルマラソンと100キロマラソンに挑戦し、

止まってた英語の勉強を再開し、

そして、自分の好きな部屋を見つけて引っ越しをしよう。


「ラク」するんじゃなくて、いつも楽しく。


のめり込み過ぎず、

程よい距離感と、好きなことを好きなだけ。


だって・・・

 







2011年1月上旬
   

 恒例、

 大阪広告。


 
 女性とチーターと馬と・・・

 鷹?亀?犬?赤ちゃん??

 

 ・・・解説求む。



2011年1月上旬
   

  あけまして

     おめでとうございます。



ということで、

新春恒例となりました

書き初めを・・・


1月1日、2日と、

まるまる二日間。


何かに取り憑かれたように、

ひたすら隙を見つけては墨を磨り、

書いて、書いて、書き続けて。


磨って書いては寝て、喰らうて磨って、書いては寝て・・・


書に向き合うってことは、自分と向き合うってことなんやなって。


ひと筆ひと筆に集中し、

局所的にならず全体のバランスを考え、

想いが強くなりすぎず、それでも心をこめるように・・・

大きな紙を何枚も何枚も、

2日間で100枚くらい書き続けて。

 
「思無邪」

(しむじゃ)


思い、よこしまなし。

邪心がないこと。

純真。


詩経にあるこの3文字をもって
孔子は詩経全体への評語とした。

(論語・為政)





邪な気持ちを持つことなく、ただ純粋に、実直に。


どんな部署に行っても、やることは変わらんのやから。

ただ愚直に働くこと。


人に優しく、

人を認められる人でいること。


社会人としてまだまだな部分、

人としてまだまだな部分を認めて、

自分に甘えることなく精進していくこと。



2011年の抱負は・・・「強く、優しく。」


 

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