徒然なるままに(九)

- the second half - .Dec.2001

12月31日
大晦日
あっという間に一年が過ぎてしまった。
東南アジアへ行き、ヨーロッパへ行き、このH.P.を立ち上げ、免許を取って部屋を改装した。
歳は22へとカウントを伸ばし、短かった髪の毛も伸びた。そんなこんなでまた1年を積み
重ねて、また次の一年を始める。その重ねた年の分だけ大きな人になりたい。
とかそんな決意を今年の締めくくりとしましょうか。では、皆様よいお年を!
12月30日(土)
午前0時のレンタル屋さん
さすがに暮れも押し迫ったこの時期は人も少ない。
ここ最近、また山崎まさよしを聞くようになってたのもあって、ずっと見ようと思ってながら
みてなかった「月とキャベツ」を借りてきた。先週実家から盗んできたあわびを薄切りにして
つまみにし、ホットの杏酒を飲みつつのんびりと見る。
洋画のような派手さも緊迫感も無い。でも、なんとなく・・・なんとなく・・・ね。
12月29日(金)
疲れた。
自分のこれからの”行く先”について常に意識を持っていることに疲れた。
”良く生きる”ってどーゆーことなんやろね。不景気でボーナスが¥0になった人もいて
そんな世の中でも¥5千万のボーナスをもらう人もいる。みんながんばって働いてるんやと
思う。でも、おこずかいが減ったおかげで人生の楽しみを見つける人もいたり、節約を
楽しんだりする人もいる。自分がどんな生き方をしたいのかが不明。
でも今いろんな人と楽しく会えることが楽しい。ある人はその生き方を「向上心の無いだらけた
生き方」「もっと高いところに自分をもっていかな」とか言うけど、人として生きていて
人と腹割って楽しく生きれない方がイヤ・・・って言ってる俺はまだまだ人生の厳しさも何も
分かってないだけなのか。常に努力する生き方が嫌いなんじゃないけど、それとは別に
ずっと人と楽しく笑っていきたい・・・って、甘いんだろうなぁ。
今日、最後のバイト代を受け取りにサークルKへ行った。オーナーと主任が
「いつでも帰っておいで」って言ってくれる。
その暖かさに涙が出そうになる・・・せんちめんたるな年末。
12月28日(木)
新聞の集金にきたおばさんが集金のついでに
「今年は実家にいつ帰るの?いつまでとめとく?」って聞いてくれた。
毎回、長期休暇前に聞いてくれるいいおばさん。
今回、支払いが終わったら200円くれた。何でか分からんけど、あまってたのかたまたま
そのとき手にあったのか・・・ちょっとうれしい集金。
12月27日(水)
胃がむかむかして気持ち悪い。
今日も忘年会。何回年を忘れれば気が済むんだろうか。
帰って一眠りして朝の6時。4時間後に提出のレポートがノータッチで目の前に
置かれている。あぁ、なんでまたこんな直前までほっとくかなぁ・・・
年末は大掃除もできないまま終わりそうです。もうちょっとゆっくりしたかった。
実家に帰ったらゆっくりと体を休めて久々に家族団欒しよう。ホント久々に…
12月26日(火)
写真部忘年会。
前回記憶をなくし、急アル一歩手前という大変な事態を引き起こした手前
そんなに飲む気は無かった。しかも今回はちゃんとご飯を食べていったからね。
ま、大丈夫でした・・・? 「いや、そうか?」と疑問に思う人もいるかもしれませんが
まあ、いろいろあったけど自力で帰れただけでもよしとしよう。飲んだら大体あんなもんです。
帰りに部員が6人ウチに遊びに来た。
4時ぐらいまで話をし、みんなで床(一応ホットカーペットひいてる)でざこ寝。
まさかこの歳になってざこ寝するとは思ってもみんかったけど、なんか修学旅行みたいで
面白かった。なかなか寝付けんところもそれっぽい。ちょっと若返った一日。
12月24日(月)
来てしまったこの日、クリスマス・イブです。
どんな日記になるのか楽しみにしてた方もいるのかもしれませんが
必死に勉強してます・・・明日追試なんでね。何でこんな時にと、落ちた自分を恨む。
昨日は交通事故を起こした友達のお見舞いついでにのみに行き
寝たのが遅かったのか、起きたら昼を大きくすぎていて・・・。
どうも体がだるいので計ると熱出してるし・・・今日の楽しみは「明石家サンタ」ただ一つ。
12月23日(日)
「自分の物差しを持ってるね」ってある人に言われた。物質的じゃなく概念的な物差し。
「持ってしまってる」っていうニュアンスを含んだ、決して(全く)誉め言葉ではない一言。
5時間話した中で出てきたその一言。
言われなくても学生の自分が知ってる世界がそんなに広くないことは知ってる。
ただ、漠然と抱いてる社会に対するイメージがある。そのイメージが甘いと。
今の世の中そんなに理想的にいくもんじゃないと・・・正直少しむかついた。
むかついたから、その人の下で来月から働いてみる。そうまで言うなら自分の物差し以外の
ものを見てみたいと思った。見ずに通り過ぎるわけにはいかなくなった。
自分に影響を与える可能性のあるものから逃げてはいけないと。
特に自分と異質なものからは・・・
12月22日(土)
冬至。
名古屋は大阪より寒い。そんなことを思うほど今日は冷え込む。
今日は大根を煮る。煮込んでる間は暖房が要らなくて経済的にもいい。
ただ、気が付くと壁が結露でびちょびちょになってる。
「TV ガイド」「テレビジョン」「TV LIFE」・・・年末年始特別増刊号の表紙になってる
SMAPの中に吾郎ちゃんの姿はまだ無い。
12月21日(金)
名古屋ではコンビニ(サークルK)のおでんに「みそ」が付く。
こう聞いて違和感を感じない人は根っからの愛知県(東海)人。
大阪ではコンビニの肉まんに「からし」が付く。コンビニだけじゃなく王将や
551(大阪ローカル?)でもたっぷり付けてくれる。まぁ、いろいろあるモンやね。
この時期、からしを付けたホカホカの肉まんが食べたくなる。
12月20日(木)
大阪行きの電車の中。
桑名に着いた時に横で寝ていた女の人が飛び起きた。
ばっと立ち上がって「すいませんっ!あっ、どうしよ!!」って・・・半分寝ぼけてる。
誰に向かって謝ったのか分からんけど急いで降りていった。
かなりあせってたみたい。こっちは吹き出しそうになるのをこらえるのに必死やったけど。
名古屋駅から難波まで2時間ちょいで着く。この2時間でがらっと雰囲気が変わる。
改札を出た時からそれを感じる。とりあえずは歩くスピード。あぁ、帰ってきたなぁと思う。
早いっ!!いや、マジで。この流れの中で精一杯「足の回転速度」を上げ、ちょい大股で歩く。
名古屋やったら「あいつどうしたん?」って言われる様なスピード。それで普通。
南海難波の長いエスカレーターの右側が止まる人、左が歩く人・・・etc
3年間で少しずつ変化していく地元にも、いつまでも変わらない事がある。自分の育った街。
12月19日(水)
この1週間は週刊誌の発売が激減する。
もうきてしまったのかと思う、年末のこの時期。
先週の増刊号週間を経て、出版業界は一足早く休業に入っている・・・みたいです(未確認)
おかげでこっちの帰宅途中の楽しみが無くなってしまった。早くに週刊に戻って欲しい。
年末年始といえば去年バイトしてたとき、百貨店「丸栄」では年末は31日まで、年始2日から
営業開始だった。その前まで3日からだったらしいし、小学校のころは5日まで休みだった記憶
がある。だからこそ年末のおせちや、その他の買出しに気合が入って面白かった。
それがたった数年で百貨店までも2日から営業、今やメジャーになったコンビニは年末年始も
相変わらず24時間営業。便利になった分いつもと変わりなさすぎて寂しい気もしないではない。
12月17日(月)
12:00〜16:00、4時間耐久サッカー。
裏モモ筋が一瞬つりかけるもなんとか走り通せた。
十数点をたたき出すストライカーぶりを発揮するというちょっと珍しい一日。
点を取るとホント気持ちいい。こればっかりは取った人しか分からないかも・・・
サッカーゲームですら快感。今日はそのおかげで〇百円儲けた。完全なる賭けサッカー。
すがすがしい汗が金に変わる・・・警察には内緒に。
でも、何か賭けるものがある方が燃える。みんな目の色が違う。教室では見れない真剣さ。
サッカーしてるだけで一日がすぎていく・・・なんて幸せな一日なんやろう。これでいいのか?
毛根の間にまで入り込んだ砂を落としてゆったり入るあったかい風呂が最高・・・やっぱオヤジだ。


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