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徒然なるままに(74)

〜 師走 〜 二千七年

12月29日(金)

 

1年間ずっと関わっていた大型イベントがついに終り、
それまで平気で働けてた力がついに尽きた。

イベントが終わってから体調を崩し、疲れが大波のように身体を襲う。

疲労はアドレナリンが出てる内は感じなくて済むけれど、
その間に蓄積した”無理”は、脳内麻薬の分泌終了と共に、
何倍にもなって一気に押し寄せる。

そんな中、残務処理も終りが見え、何週間かぶりの休みが取れた土曜の朝。

目が覚めて、そのままボ〜っと天井を見つめ・・・

「終わったぁ〜・・・・・」

と呟く。


こんなに達成感を感じられた一年はこれまで無かったと思う。

やっと仕事に意思を込められるようになり、

自分で大きなモノを動かす快感を感じられるようにもなった。

ただ流されているのではなく、自分で動かしたからこそ、

その評価は感動に変わり、達成感をもたらすのだと。


「仕事で達成感を味わえること。」


それこそが自分が求めていたことで。

そのためには、並大抵の努力じゃ出来なくて。

しかも、短時間ではそうはいかなくて。


「 石の上にも3年。 」


イベントばっかりやり続けて、そろそろ3年が経とうとしていて。

まだまだな部分は数え上げればきりが無く、まだまだやけども。

それでもやっとここまで辿り着いたかとも思う。



そんなこんなで出港です。

東洋のガラパゴス。

小笠原へ1週間。


   
 

 

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